ファイト
始まっていますOD生活。オーバードクターせいかつ。割と楽しく過ごしていますよ。充実しております。もう一度原点に戻ってみよっかな,と,思ったり。そのつもりで色々動いたり。
M1の後輩の将来についての相談に乗りつつ,「っていうか自分の将来はどうなんだよっ」っていう脳内ツッコミをしてむなしくなったり。あと,最近大学とアパートの往復のお供は中島みゆきの『ファイト』をリピートリピートだったり。中島みゆきは両親の影響で昔から好きだったのです。『ファイト』をリピートリピートです。「あたし中卒やからね,仕事を,もらわれへんのやと書いた,女の子の手紙の,文字は尖りながら震えている」なわけです。それだけ30分間繰り返しです。高校時代に聞いた時と,違って聞こえるのは,歳をとったからでしょうか。沁みる。
というわけで,楽しいです。OD生活。オーバードクターせいかつ。
大学には1人でいる場所が意外と少ない
大学も新学期が始まり,キャンパスはサークルの勧誘で賑やかです。ポジティブに言えば賑やかです。キャンパスを歩いていれば,ほら,勧誘を・・・されません。もうされません。なので,寂しく,キャンパス内のあちこちに貼られた勧誘のポスターを眺めます。
その中に目を引くものがありました。『大学には1人でいる場所が意外とすくない』という文字が大きく書かれています。少ない。なるほど。少ないのか・・・。
キャンパスは広いです。図書館や学生食堂,生協,そしてキャンパスのあちこちにあるベンチ,芝生の上にだって座れます。どこだって,「それが可能だ」という意味では,1人でいることが出来る場所です。だけど,『大学には1人でいる場所が意外とすくない』わけです。
もちろん,「だから,うちのサークルに入って居場所を見つけよう!」というメッセージがこめられたものだということはわかっています。だけど,そのメッセージを伝えるために『大学には1人でいる場所が意外とすくない』というフレーズを持ってくるところに,大学生の姿が透けて見えた気がしました。結構意味のあるフレーズだよなぁ,と感じたわけです。
何故意味があるのかは,まぁ,みんなの宿題だ。テキストの要約じゃなくて,きちんと自分の意見を書いてくること(単に書くのが面倒なだけです)。
最近の購入本
葉桜の季節に君を想うということ (本格ミステリ・マスターズ)
- 作者: 歌野晶午
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2003/03/28
- メディア: 単行本
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買っちゃいました。「女王様と私」が思いのほか興味深かったので。
既に読み終えていますが,ベースは「女王様と私」同じ枠組みを使ってるという印象を受けました。何が面白いのかを考えて,1つ思いついたことが。そしてそれは次回の日記で!
ちなみにこの本,amazonのマーケットプレイスで買ったら送料の方が高いんでやんの。何に対してお金を払うのか,というのを考えさせられます。
最近の購入本
- 作者: 歌野晶午
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/08/31
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 201回
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いわゆる新本格の作家の小説。「このミステリーがすごい」http://www.konomys.jp/受賞作家なので,期待と後悔を交えつつ読みます。とりあえず装丁は素敵。じつはこれ,ジャケ買いならぬ,装丁買いなのです。新本格は敢えて避けていたんだけど,まさか装丁でやられるとは。手にとってから気づいたよ。
人となり
俺はどういう人かというと,「全人類が死んでもいいから,俺だけ生き残れば良いのに」と思うような人です。生き残ったあと何をするかって?そりゃあ,人類最後の人間を殺す栄誉を笑顔で受けますよ。
・・・的な話をしたら,「人を殺しちゃだめだよ!」って真顔が混じった笑顔で言われた。この人とは,長い付き合いはできそうにないなぁ,と思いながらビールをぐっと飲む。
にしても,言葉を丁寧に追うと楽しい。言葉遊びって言われるかもしれないけれども,言葉には,色々な気持ちがこもってる。自分の言葉に意味を与えていない人はいない。
っつーことで,受け手にはもうちょっと考える努力がほしいね。ほしいね,と,言ってみたかった。乾し稲。米どころは酒どころ